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受給資格者創業支援助成金は使わない方がいい?


2010年12月 1日

先日ブログに書いた「受給資格者創業支援助成金」のお話し。

 

ネットをみていたらたまたま発見したのですが、とある行政書士さんがこう言いきっていました。

 

「ほとんどのケースでは、受給資格者創業支援助成金の受給は行わずに、会社設立・運営の手続きを進めた方が、むしろ効率的といえますので、ご注意ください。」 ??

 

その理由としてあげられていたのが、

 

「助成金の対象となる『経費』は、極めて限定的に認められるに過ぎないのです。(中略)そのため、設立後に、会社が継続して負担しなければならない雇用保険料と労災保険料の負担額に照らした場合、実際に受給可能な助成金の額は非常に少なくなるため、助成金を受給するメリットは、ほとんどないのが実情です。」

 

だって!?

 

あの~、雇用保険や労災保険は、労働者を雇ったら必ず加入しなければいけないんですよ~

助成金として受けられる額との費用対効果が少ないといいたいのかな?まるで助成金をもらうために雇用保険や労災保険に入るのは損だって言っているみたい。

法律違反を勧めているんですか? (苦笑)

 

 

中小企業基盤人材確保助成金などと比べて、受給資格者創業支援助成金は要件が厳しくなく、わりと受給しやすいように思います。

 

提出書類を集めるのが少々面倒ですが、書類を出すだけで最大150万円~200万円もらえるわけですからね。

 

起業時に条件が合いそうならば、この助成金は取りに行った方がいいですよ。

 

 

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